第①③話
思いがけない言葉に戸惑う2人。 教室に入ってきた翔と由依も足を止めた。 智哉 「俺は凛のこと可愛ぇ子やなあ~って最初から思っててんけど。目ぇつけた子の傍にいて何が悪いねん。」 甲斐 「・・・ッッんだとッ!?」 思わず殴りかかろうとした甲斐の拳を、手で受け止める智哉。 睨む甲斐に、負けじと睨み返す。 智哉 「言っとくけどなあ、俺、本気やしな。いくらお前が喧嘩強くても、俺は負けへん。」 甲斐...
View Article第01話(。・∀・).+゚
「へっ。あいりちゃんのばーか。」 「うえ~ん!!しょうくんのイジワル~!!」 「や~い、なきむし~。」 「やめーや、しょう。」 「・・・・・・かい・・・」 「あいりちゃん、だいじょーぶ?」 「かいくんっ・・・」 「ちぇっ。またかいにまもられてやんの!」 「・・・しょうくんなんかだいっきらい~!」 ―――あの頃から、素直になれへん俺は愛梨を泣かしてばっかやった。...
View Article第02話(。・∀・).+゚
アホみたいなことやってるうちに、学校着いて掲示板の前。 愛梨が真っ先に走って行った。 愛梨 「あの人とは一緒のクラスなりたない~・・・って・・・・・・」 奨 「・・・うっわあ。」 愛梨 「なんで奨と一緒で海と離れてんの!?ほんま最悪やあ~!!」 海 「・・・ま、これも運やな(笑)頑張れよ。」 愛梨 「いややあ~・・・いじめっ子と一緒なんかいやや~!!!」 奨 「いじめっ子言うなあ!」 海...
View Article第03話
―――――ガラガラッ 俺が教室に入ると、愛梨は後ろの方の席に座ってた。 そんで、席に座って足をブラブラさせながら、俺の方を振り向いた。 「遅いやん!なにしてたん?」 「んー?ちょっとな!」 ・・・なんや・・・海も愛梨のこと好きや思たのに。 あいつは妹くらいにしか思ってへんのか? ・・・なら俺にもチャンスあるやんけ!☆ ぜってえー負けへん!愛梨は俺のもんや!!...
View Article第04話
あ゛~っっ!!まじ最悪や!!! 俺の人生終わった・・・めっちゃ三角関係やんけ! ないわあ~・・・は~あ~・・・ 「・・・やっぱここは落ち着くなあ~」 俺は小学校でも中学校でも、授業サボる時は屋上来てた。 寝っ転がって空見ながら寝て・・・ 気付いたら真っ暗で、よ~愛梨が泣いとったなあ~(笑) 海と手繋いで俺のこと探して・・・・・・ 「よ~考えたら・・・その頃からかい(苦笑)俺もけっこ~鈍感?↓」...
View Article第05話
「あっ!おったあ~!」 「!!!」 ドアが開いた方を振り向くと、俺を指差してる愛梨がいた。 「なんや、愛梨ちゃんもこいつ探してたん?(笑)」 「あ…うん!いちおーッ!(笑)あとでどつかれんの嫌やし~」 「あッ…あほ!!俺はそんなひどいことせんわ!」 「どこの口が言うてんのー?」 「この口じゃ!」 「はははッ…おまえら漫才いけるんちゃうけ?(笑)」 「嬉しないってえ~(笑)あははっ…」...
View Article第06話
次の日、寝坊は俺にとって日課。おかんにたたき起こされて、焦らずマイペースに準備(笑) 「奨もう行くでー」 「待て待て待て待て!!!」 「奨!あんた弁当は!?」 「持って来てくれ!」 「もーほんまにあんたわあー!」 「…しわ増えんぞ。」 「ほんまによー。最近めっちゃ…って、なんやて!?」 「ナイスノリツッコミ(笑)」 「海行くぞ!」 「おばちゃん相変わらずおもろいな(笑)」...
View Article第07話
「―――はいー」 「……あーもしもし?俺。奨。」 「おー!奨!?久しぶりやんけー☆」 「おぅ!久しぶりやなあ☆」 「どーしてん、急に電話なんかかけてきやがってー(笑)」 「急で悪かったなあ(笑)おまえさ、今学校行ってへんよな?」 「なんで行ってへん前提やねん!(笑)まあ当たってっけどー?」 「ほんまけ!?ほな俺もそっち行ってええか!?」 「は?おまえ…学校は?」 「今日からサボる。」...
View Article第08話
Pull… 「…出えへんなあ…。ほんまどこにおるんやろ…あたしのせい…やんなあ…。」 「うえ~いっ☆学校サボるって楽し~なあッ!!!」 「そやろ!?ずっとサボって俺らと遊ぼ~やあw」 「んま、、そ~したいわあw」 「なんやねん?せーへんのけ?」 「…したいけどなあ。…まだ分からんわ!!!(笑)」 「はあー?」 「まあ~ええやんけ!遊ぼーぜ!」 「…おぅ!今日はどこ行こか!?」...
View Article第09話
♪♪~ …俺の携帯か。誰やろ。 …嫌な予感もするなあ~ 「んぁっ?」 「電話やんけ。離せえ~」 「ちぇっ。」 「…もっしい~?」 …あいつじゃーありませんよーにっ。 「よぅ。」 「……げ。」 …それは紛れも無く、あいつやった。俺の最強最高最悪の敵。 「げ。てなんやねん(笑)」 「誰~?愛梨?w」 横で和哉がニヤニヤしながら携帯に耳当ててきよる。 「ちゃうわ、ばーか」 「…横におんの、和哉やろ?」...
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思いがけない言葉に戸惑う2人。 教室に入ってきた翔と由依も足を止めた。 智哉 「俺は凛のこと可愛ぇ子やなあ~って最初から思っててんけど。目ぇつけた子の傍にいて何が悪いねん。」 甲斐 「・・・ッッんだとッ!?」 思わず殴りかかろうとした甲斐の拳を、手で受け止める智哉。 睨む甲斐に、負けじと睨み返す。 智哉 「言っとくけどなあ、俺、本気やしな。いくらお前が喧嘩強くても、俺は負けへん。」 甲斐...
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「へっ。あいりちゃんのばーか。」 「うえ~ん!!しょうくんのイジワル~!!」 「や~い、なきむし~。」 「やめーや、しょう。」 「・・・・・・かい・・・」 「あいりちゃん、だいじょーぶ?」 「かいくんっ・・・」 「ちぇっ。またかいにまもられてやんの!」 「・・・しょうくんなんかだいっきらい~!」 ―――あの頃から、素直になれへん俺は愛梨を泣かしてばっかやった。...
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アホみたいなことやってるうちに、学校着いて掲示板の前。 愛梨が真っ先に走って行った。 愛梨 「あの人とは一緒のクラスなりたない~・・・って・・・・・・」 奨 「・・・うっわあ。」 愛梨 「なんで奨と一緒で海と離れてんの!?ほんま最悪やあ~!!」 海 「・・・ま、これも運やな(笑)頑張れよ。」 愛梨 「いややあ~・・・いじめっ子と一緒なんかいやや~!!!」 奨 「いじめっ子言うなあ!」 海...
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―――――ガラガラッ 俺が教室に入ると、愛梨は後ろの方の席に座ってた。 そんで、席に座って足をブラブラさせながら、俺の方を振り向いた。 「遅いやん!なにしてたん?」 「んー?ちょっとな!」 ・・・なんや・・・海も愛梨のこと好きや思たのに。 あいつは妹くらいにしか思ってへんのか? ・・・なら俺にもチャンスあるやんけ!☆ ぜってえー負けへん!愛梨は俺のもんや!!...
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あ゛~っっ!!まじ最悪や!!! 俺の人生終わった・・・めっちゃ三角関係やんけ! ないわあ~・・・は~あ~・・・ 「・・・やっぱここは落ち着くなあ~」 俺は小学校でも中学校でも、授業サボる時は屋上来てた。 寝っ転がって空見ながら寝て・・・ 気付いたら真っ暗で、よ~愛梨が泣いとったなあ~(笑) 海と手繋いで俺のこと探して・・・・・・ 「よ~考えたら・・・その頃からかい(苦笑)俺もけっこ~鈍感?↓」...
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「あっ!おったあ~!」 「!!!」 ドアが開いた方を振り向くと、俺を指差してる愛梨がいた。 「なんや、愛梨ちゃんもこいつ探してたん?(笑)」 「あ…うん!いちおーッ!(笑)あとでどつかれんの嫌やし~」 「あッ…あほ!!俺はそんなひどいことせんわ!」 「どこの口が言うてんのー?」 「この口じゃ!」 「はははッ…おまえら漫才いけるんちゃうけ?(笑)」 「嬉しないってえ~(笑)あははっ…」...
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次の日、寝坊は俺にとって日課。おかんにたたき起こされて、焦らずマイペースに準備(笑) 「奨もう行くでー」 「待て待て待て待て!!!」 「奨!あんた弁当は!?」 「持って来てくれ!」 「もーほんまにあんたわあー!」 「…しわ増えんぞ。」 「ほんまによー。最近めっちゃ…って、なんやて!?」 「ナイスノリツッコミ(笑)」 「海行くぞ!」 「おばちゃん相変わらずおもろいな(笑)」...
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「―――はいー」 「……あーもしもし?俺。奨。」 「おー!奨!?久しぶりやんけー☆」 「おぅ!久しぶりやなあ☆」 「どーしてん、急に電話なんかかけてきやがってー(笑)」 「急で悪かったなあ(笑)おまえさ、今学校行ってへんよな?」 「なんで行ってへん前提やねん!(笑)まあ当たってっけどー?」 「ほんまけ!?ほな俺もそっち行ってええか!?」 「は?おまえ…学校は?」 「今日からサボる。」...
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Pull… 「…出えへんなあ…。ほんまどこにおるんやろ…あたしのせい…やんなあ…。」 「うえ~いっ☆学校サボるって楽し~なあッ!!!」 「そやろ!?ずっとサボって俺らと遊ぼ~やあw」 「んま、、そ~したいわあw」 「なんやねん?せーへんのけ?」 「…したいけどなあ。…まだ分からんわ!!!(笑)」 「はあー?」 「まあ~ええやんけ!遊ぼーぜ!」 「…おぅ!今日はどこ行こか!?」...
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♪♪~ …俺の携帯か。誰やろ。 …嫌な予感もするなあ~ 「んぁっ?」 「電話やんけ。離せえ~」 「ちぇっ。」 「…もっしい~?」 …あいつじゃーありませんよーにっ。 「よぅ。」 「……げ。」 …それは紛れも無く、あいつやった。俺の最強最高最悪の敵。 「げ。てなんやねん(笑)」 「誰~?愛梨?w」 横で和哉がニヤニヤしながら携帯に耳当ててきよる。 「ちゃうわ、ばーか」 「…横におんの、和哉やろ?」...
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