「へっ。あいりちゃんのばーか。」
「うえ~ん!!しょうくんのイジワル~!!」
「や~い、なきむし~。」
「やめーや、しょう。」
「・・・・・・かい・・・」
「あいりちゃん、だいじょーぶ?」
「かいくんっ・・・」
「ちぇっ。またかいにまもられてやんの!」
「・・・しょうくんなんかだいっきらい~!」
―――あの頃から、素直になれへん俺は愛梨を泣かしてばっかやった。
そのたびに海が愛梨をかばって、愛梨は海にくっつきっぱなしやった。
幼稚園の頃から3人幼なじみで、中学・高校まで一緒に上がった。
ほんで、今日が高校生活初日。
母 「奨!!あんたいつまで寝てんの!はよ起きな遅刻すんで!!」
奨 「うっっ・・・さいなあ・・・」
―――ぴんぽーん。
「おら~奨!行くで~!」
母 「ほら!海くん来はったわ!!!はよしぃ!」
海 「また寝坊っすか?(笑)」
母 「そうなんよ~。ごめんやで~ほんまアホはしゃ~ないでなあ・・・」
奨 「うっさいねんババア!」
母 「ばっ・・・ばばあてなんやの!待ちなさい奨!」
海 「ははっ(笑)はよせな置いてくでえ~」
奨 「ちょっ!!たんま!待っとけよ!!」
毎朝、海が俺ん家に迎えに来る。
俺はいつも寝坊すっから・・・遅刻も道連れや(笑)
そんで・・・もう1人。俺が用意して出てきたら毎度毎度嫌味言いよる奴がいる。
「高校生なっても変わらへんなあ~奨は(笑)」
・・・こいつは、愛梨。幼稚園、、小学校と俺が散々いじめてきた女。
いっつも海にくっついて海に守られてんのが気にいらんかった。
・・・俺だって、嫌いやからいじめてたわけやない。
「好きな子はいじめたくなる」な~んてよく言われる照れ屋なガキ心。
今になっても・・・変わらずのガキ心を持ってる・・・素直じゃない俺。
奨 「・・・あ、チビおったんけ?ちっこすぎて見えんかったわ。」
愛梨 「チビてなによ!!」
奨 「おまえもチビなんは昔っから変わらんやんけ!」
愛梨 「・・・あんたもそのウザイ性格は変わらへんなあ~」
奨 「あぁ?」
海 「ははっ(笑)おまえら2人とも変わってへんわ!」
俺と愛梨の喧嘩を横で聞きながら、海はいっつも笑いよるだけ。
そこで愛梨は嫌そーな顔をして、海の学ランの裾を引張った。
愛梨 「えぇ?・・・ちょっと海~こんな人と一緒にせんといてよ~」
奨 「ッ・・・おまえなあ!」
俺のことなんかお構いなしに海に喋り続けよる愛梨。
愛梨 「海は昔っから優しいとこ変わらんよなあっw」
海 「なにやそれ(笑)」
愛梨 「いつも奨から守ってくれてたし♪」
海 「あぁ・・・そやったっけ?(笑)」
奨 「俺を無視してんなや!」
愛梨 「あ。おったん?いじめっ子さん♪」
奨 「・・・おまえいっぺんしばいたろか!」
愛梨 「べえ~!!」
海 「ほんま子供やなあ~(笑)」
奨 「海!おまえもクール気取ってカッコつけてんなや!」
子供な俺らはよそに、大人ぶる海が気にくわん・・・
クールやからか知らんけどモテよるし。
何気に・・・愛梨も俺とこいつでは態度ちゃうしな。
海 「は!?気取ってへんしつけてへんわ!(笑)」
奨 「嘘つけアホ!」
愛梨 「アホはあんたやろ?」
奨 「なんやとくそチビ!」
愛梨 「行こ~海。アホはほっとこ。」
海 「・・・愛梨ちゃんには逆らえへんわ。(笑)」
奨 「裏切るんかコラ!!」
「うえ~ん!!しょうくんのイジワル~!!」
「や~い、なきむし~。」
「やめーや、しょう。」
「・・・・・・かい・・・」
「あいりちゃん、だいじょーぶ?」
「かいくんっ・・・」
「ちぇっ。またかいにまもられてやんの!」
「・・・しょうくんなんかだいっきらい~!」
―――あの頃から、素直になれへん俺は愛梨を泣かしてばっかやった。
そのたびに海が愛梨をかばって、愛梨は海にくっつきっぱなしやった。
幼稚園の頃から3人幼なじみで、中学・高校まで一緒に上がった。
ほんで、今日が高校生活初日。
母 「奨!!あんたいつまで寝てんの!はよ起きな遅刻すんで!!」
奨 「うっっ・・・さいなあ・・・」
―――ぴんぽーん。
「おら~奨!行くで~!」
母 「ほら!海くん来はったわ!!!はよしぃ!」
海 「また寝坊っすか?(笑)」
母 「そうなんよ~。ごめんやで~ほんまアホはしゃ~ないでなあ・・・」
奨 「うっさいねんババア!」
母 「ばっ・・・ばばあてなんやの!待ちなさい奨!」
海 「ははっ(笑)はよせな置いてくでえ~」
奨 「ちょっ!!たんま!待っとけよ!!」
毎朝、海が俺ん家に迎えに来る。
俺はいつも寝坊すっから・・・遅刻も道連れや(笑)
そんで・・・もう1人。俺が用意して出てきたら毎度毎度嫌味言いよる奴がいる。
「高校生なっても変わらへんなあ~奨は(笑)」
・・・こいつは、愛梨。幼稚園、、小学校と俺が散々いじめてきた女。
いっつも海にくっついて海に守られてんのが気にいらんかった。
・・・俺だって、嫌いやからいじめてたわけやない。
「好きな子はいじめたくなる」な~んてよく言われる照れ屋なガキ心。
今になっても・・・変わらずのガキ心を持ってる・・・素直じゃない俺。
奨 「・・・あ、チビおったんけ?ちっこすぎて見えんかったわ。」
愛梨 「チビてなによ!!」
奨 「おまえもチビなんは昔っから変わらんやんけ!」
愛梨 「・・・あんたもそのウザイ性格は変わらへんなあ~」
奨 「あぁ?」
海 「ははっ(笑)おまえら2人とも変わってへんわ!」
俺と愛梨の喧嘩を横で聞きながら、海はいっつも笑いよるだけ。
そこで愛梨は嫌そーな顔をして、海の学ランの裾を引張った。
愛梨 「えぇ?・・・ちょっと海~こんな人と一緒にせんといてよ~」
奨 「ッ・・・おまえなあ!」
俺のことなんかお構いなしに海に喋り続けよる愛梨。
愛梨 「海は昔っから優しいとこ変わらんよなあっw」
海 「なにやそれ(笑)」
愛梨 「いつも奨から守ってくれてたし♪」
海 「あぁ・・・そやったっけ?(笑)」
奨 「俺を無視してんなや!」
愛梨 「あ。おったん?いじめっ子さん♪」
奨 「・・・おまえいっぺんしばいたろか!」
愛梨 「べえ~!!」
海 「ほんま子供やなあ~(笑)」
奨 「海!おまえもクール気取ってカッコつけてんなや!」
子供な俺らはよそに、大人ぶる海が気にくわん・・・
クールやからか知らんけどモテよるし。
何気に・・・愛梨も俺とこいつでは態度ちゃうしな。
海 「は!?気取ってへんしつけてへんわ!(笑)」
奨 「嘘つけアホ!」
愛梨 「アホはあんたやろ?」
奨 「なんやとくそチビ!」
愛梨 「行こ~海。アホはほっとこ。」
海 「・・・愛梨ちゃんには逆らえへんわ。(笑)」
奨 「裏切るんかコラ!!」