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Channel: 暇児(-∀-)ノ
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第①③話

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思いがけない言葉に戸惑う2人。
教室に入ってきた翔と由依も足を止めた。



智哉 「俺は凛のこと可愛ぇ子やなあ~って最初から思っててんけど。目ぇつけた子の傍にいて何が悪いねん。」

甲斐 「・・・ッッんだとッ!?」



思わず殴りかかろうとした甲斐の拳を、手で受け止める智哉。
睨む甲斐に、負けじと睨み返す。



智哉 「言っとくけどなあ、俺、本気やしな。いくらお前が喧嘩強くても、俺は負けへん。」

甲斐 「・・・上等じゃねーか。…じゃー今から面貸せや。」

智哉 「あぁ・・・ええで?なんぼでも貸したるわ。」


凛 「ちょっと…2人共何言ってんの??甲斐ッ・・・冗談はやめて?」

甲斐 「・・・ッッ」



・・・甲斐は、凛の悲しそうな目を見て、言葉を失った。
拳を握り締め、教室を出て行こうと歩き出した。




翔 「・・・ッッ甲斐!?」

甲斐 「・・・おい。」

智哉 「・・・??」

甲斐 「凛のこと好きなのわなぁ・・・てめーだけじゃねーぞ。」




背を向けながら、そう呟いて教室を出て行く甲斐。
その後を、翔が走って追った。




凛 「・・・??」

由依 「・・・」

智哉 「・・・はぁ~ッ。」

凛 「・・・ッあ!ごめんねッ?智哉くん…。・・・甲斐も、たまにあんな感じだけど、ほんとはいい奴だからッ」

智哉 「彼氏じゃないねんなぁ?」



・・・智哉は凛の言葉を遮って、ポケットに手を突っ込みながら言った。



凛 「・・・え?・・・うん。」

智哉 「…俺がさっき言うた言葉、嘘とかちゃうで?」

凛 「え?さっきって・・・」

智哉 「…俺、凛が好きやわ。」

凛 「・・・えッ?」

由依 「・・・!?」

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