「―――はいー」
「……あーもしもし?俺。奨。」
「おー!奨!?久しぶりやんけー☆」
「おぅ!久しぶりやなあ☆」
「どーしてん、急に電話なんかかけてきやがってー(笑)」
「急で悪かったなあ(笑)おまえさ、今学校行ってへんよな?」
「なんで行ってへん前提やねん!(笑)まあ当たってっけどー?」
「ほんまけ!?ほな俺もそっち行ってええか!?」
「は?おまえ…学校は?」
「今日からサボる。」
「マジでか!?おっもっろ~(笑)ほなはよ来いや!みんなおんで~(笑)」
「奨~!はよ来いボケ~!」
「10秒以内やぞ~?」
「んなはよ行けるかあっ!(笑)どこおんのー?」
「駅前のゲーセンや!はよ来いよ~!」
「おっけえ☆」
俺は電話を切って、駅に向かった。
…今はこいつらと遊んで気い紛らわそ。むしゃくしゃしとる時は遊ぶんが1番や!
…あ。おかんに言うとこー
「……あーもしもし?おかん?俺やけど。…あ?(笑)あほか、俺俺詐欺ちゃうわ!(笑)あのよー…」
「どーしよッ…海…」
「…すぐ帰って来るやろ。大丈夫やて。」
「でもっ…あたしのせーでっ…」
「…愛梨ちゃんのせいとちゃうて。あいつ、なんか最近様子おかしかったしなあ…。」
「…そーなん?」
「んー。…そーいえば、愛梨ちゃんもなんや、様子おかしかったらしーやん?」
「えっ…そ…」
「あいつがそないなこと言うとってんけど…そんなことないやんなあ?」
「へっ?あー…うんっ!」
奨は気付いてくれたけど…海は…気付いてなかったん?海も奨と同じ幼なじみやのに…。…奨だけ?
「…にしても…どこ行きよってんろなー。」
「…」
「…まあーまた明日あいつん家迎えに行くとき会うし、そんときでええか!」
「…」
「?愛梨ちゃん?」
「…へ!?あっ…うん!そやなッ!じゃー…また明日!」
「おー。またなあ!」
―――――駅前
「えーと…あいつらわあ?」
「奨~!遅いぞおまえ~!」
「おー!わりーわりー!!!」
「久しぶりやんけー!元気しとったか?」
「あったりまえやんけえ!」
「んでよ!なんで急にぐれる言い出してん?」
「…まあーいろいろあったんや!細かいことは気にすんな☆」
「…好きな女にフラれたとか!?」
「マジ!?かっわいそ~(笑)」
「ちぁッ…ちゃうわボケえ!//」
噛んだし。めっちゃ図星やし。(笑)だっせえー…俺…
フラれたからってぐれるとかよー…どんだけやねんな。
でも…また学校行って愛梨と喧嘩して…今以上に仲悪ーなんのは嫌やし。
ちょっと距離置いたほうがええわあ。…いまだになんで怒っとんのかは知らんけどな…。
―――――次の日
「えッ…帰ってきてないんですかっ!?」
「そーなんよ…ごめんやで。昨日電話あって、「今日からしばらくダチの家泊まるし!!!悪いけど学校休むわ!」って。」
「休むて言うてたんすか?」
「うん。詳しいことは聞いてないんやけど…」
「そーですか…」
「あーざしたッ!また俺からも連絡しとくんで!」
「ほんまぁ?ごめんなぁ海くん。愛梨ちゃんも…ありがとね。」
「いッ…いえ!それじゃ…」
奨の家をでたあと、海はすでに携帯を耳にあてていた。
「……出えへんなあ~」
「…やっぱりあたしの…ッ(!!)」
「?どーしたん?」
「え…ううん。なんでも…ない。」
「そーか?…やっぱあいつ出えへんわ。まだ寝とんのかもな~」
「そっかあ…」
「ま。どーせそのへんで遊んどるんやろーし大丈夫やて(笑)」
「うん…そーやなッ」
「ほな学校行こか。」
「うん」
なんやろ…奨おらんくて、海と2人だけで嬉しいはずやのに…テンション上がらへん…
海に好きな人がいるからじゃない……なんでやろ?
奨のこと大っ嫌いなはずやのに…なんでおらんと…楽しくないって思えてしまうんやろ…?
…それと…さっきのあの感じは…一体なんやったんやろ…?心臓が締め付けられるよーな……気のせいかなあっ?
後々、この時に気のせいだと思ったことを、あたしは後悔することになるんやあ…。
「……あーもしもし?俺。奨。」
「おー!奨!?久しぶりやんけー☆」
「おぅ!久しぶりやなあ☆」
「どーしてん、急に電話なんかかけてきやがってー(笑)」
「急で悪かったなあ(笑)おまえさ、今学校行ってへんよな?」
「なんで行ってへん前提やねん!(笑)まあ当たってっけどー?」
「ほんまけ!?ほな俺もそっち行ってええか!?」
「は?おまえ…学校は?」
「今日からサボる。」
「マジでか!?おっもっろ~(笑)ほなはよ来いや!みんなおんで~(笑)」
「奨~!はよ来いボケ~!」
「10秒以内やぞ~?」
「んなはよ行けるかあっ!(笑)どこおんのー?」
「駅前のゲーセンや!はよ来いよ~!」
「おっけえ☆」
俺は電話を切って、駅に向かった。
…今はこいつらと遊んで気い紛らわそ。むしゃくしゃしとる時は遊ぶんが1番や!
…あ。おかんに言うとこー
「……あーもしもし?おかん?俺やけど。…あ?(笑)あほか、俺俺詐欺ちゃうわ!(笑)あのよー…」
「どーしよッ…海…」
「…すぐ帰って来るやろ。大丈夫やて。」
「でもっ…あたしのせーでっ…」
「…愛梨ちゃんのせいとちゃうて。あいつ、なんか最近様子おかしかったしなあ…。」
「…そーなん?」
「んー。…そーいえば、愛梨ちゃんもなんや、様子おかしかったらしーやん?」
「えっ…そ…」
「あいつがそないなこと言うとってんけど…そんなことないやんなあ?」
「へっ?あー…うんっ!」
奨は気付いてくれたけど…海は…気付いてなかったん?海も奨と同じ幼なじみやのに…。…奨だけ?
「…にしても…どこ行きよってんろなー。」
「…」
「…まあーまた明日あいつん家迎えに行くとき会うし、そんときでええか!」
「…」
「?愛梨ちゃん?」
「…へ!?あっ…うん!そやなッ!じゃー…また明日!」
「おー。またなあ!」
―――――駅前
「えーと…あいつらわあ?」
「奨~!遅いぞおまえ~!」
「おー!わりーわりー!!!」
「久しぶりやんけー!元気しとったか?」
「あったりまえやんけえ!」
「んでよ!なんで急にぐれる言い出してん?」
「…まあーいろいろあったんや!細かいことは気にすんな☆」
「…好きな女にフラれたとか!?」
「マジ!?かっわいそ~(笑)」
「ちぁッ…ちゃうわボケえ!//」
噛んだし。めっちゃ図星やし。(笑)だっせえー…俺…
フラれたからってぐれるとかよー…どんだけやねんな。
でも…また学校行って愛梨と喧嘩して…今以上に仲悪ーなんのは嫌やし。
ちょっと距離置いたほうがええわあ。…いまだになんで怒っとんのかは知らんけどな…。
―――――次の日
「えッ…帰ってきてないんですかっ!?」
「そーなんよ…ごめんやで。昨日電話あって、「今日からしばらくダチの家泊まるし!!!悪いけど学校休むわ!」って。」
「休むて言うてたんすか?」
「うん。詳しいことは聞いてないんやけど…」
「そーですか…」
「あーざしたッ!また俺からも連絡しとくんで!」
「ほんまぁ?ごめんなぁ海くん。愛梨ちゃんも…ありがとね。」
「いッ…いえ!それじゃ…」
奨の家をでたあと、海はすでに携帯を耳にあてていた。
「……出えへんなあ~」
「…やっぱりあたしの…ッ(!!)」
「?どーしたん?」
「え…ううん。なんでも…ない。」
「そーか?…やっぱあいつ出えへんわ。まだ寝とんのかもな~」
「そっかあ…」
「ま。どーせそのへんで遊んどるんやろーし大丈夫やて(笑)」
「うん…そーやなッ」
「ほな学校行こか。」
「うん」
なんやろ…奨おらんくて、海と2人だけで嬉しいはずやのに…テンション上がらへん…
海に好きな人がいるからじゃない……なんでやろ?
奨のこと大っ嫌いなはずやのに…なんでおらんと…楽しくないって思えてしまうんやろ…?
…それと…さっきのあの感じは…一体なんやったんやろ…?心臓が締め付けられるよーな……気のせいかなあっ?
後々、この時に気のせいだと思ったことを、あたしは後悔することになるんやあ…。